ブラックハットとは何か?
SEO(検索エンジン最適化)でよく話題に登る「ホワイトハット」と「ブラックハット」。ホワイトハットとは、以前の記事でも書いたようにGoogleにちゃんと評価してもらえるような優良なコンテンツを作成したり、優良なサイトで自然に紹介される(リンクが掲載される)こと。
詳しく言えば構造化とかサイトそのもののSEOに適した構造とか色々あるんですが、一言で言えばホワイトハットは「Googleが推奨している正しいサイト作り」。では、ブラックハットとは?
一言で言うと「Googleを騙して順位を上げる方法」それがブラックハット。スパムとも呼ばれる様々な裏ワザを使った不正行為です。
これには賛否両論や効果があるか無いかの問答など、話が尽きません。ブラックハットとGoogleの検索エンジンはイタチごっこをしているので、ある時使えていたブラックハットの裏ワザが突然使えなくなったり、そのせいでサイトがGoogleに一切出ない(もしくは順位を大きく下げられる)ペナルティを受けたりします。
過去によくあったブラックハットの方法として、数千という膨大なブログに「ワードサラダ」というターゲット・キーワードを散りばめた意味不明な文章を投稿し、そのブログから順位を上げたいサイトにリンクを貼るというもの。
このリンク元となるブログやサイトのドメインを「オールドドメイン(古いドメイン)」を買って作るというのもポイントです。
他に相互リンクを膨大な数集めてシェアし合ったり、色々な手法が存在しました。(一部は今も存在し、効果があるそうです)
ブラックハットの利点は、正攻法より短期間で効果(検索結果の高い順位)が得られたり、サイトそのもののコンテンツが少なくても高い評価を受けることにあります。その代償が違反と判定された時のペナルティです。
僕はそれほどSEOに精通している訳では無いので、詳しい説明は他のサイトやブログにお任せしますが、とにかくブラックハットとは、一部今でも通用するGoogleのスキを突いた「裏ワザ」で、「ペナルティを受けるリスクがあるもの」ということです。
個人的な意見として、小さい会社や個人が大企業と戦わなければいけないインターネットというフィールドで、少ない資金で結果を出そうと思ったら多少のブラックハットは仕方ないと思います。そもそも誰も傷つかないし、犯罪でもありません。
何なら大企業でもブラックハットを使うことがあるので、多かれ少なかれサイトを運営する中でブラックハット的な手法は必要かもしれません。「知っておいて損はない」くらいに考えましょう。
ちなみに、ガールズアンサーでは今のところブラックハット的な要素は取り入れていません。自然にアクセスが増える中で成功したいと思っているからです。
まあほんの少し被リンクが欲しいので、何かブラックハット的な手段も考える余地はあります。
オールドドメインで、サテライトサイトでも作るかなあ。